2006.04.13 IBM IntelliStation M Pro(6850-56J) 購入! (Part2)
前回の続きです。
3.PC移行?
前回は内部を紹介しました。今回は、このPCをマイパソコンのNo.2と入れ替えるため、必要パーツ
の付け替えとソフトのインストールを行います。
まず、今回のIntelliStation M Pro(6850-56J)には光学ドライブがありません。
よって、ドライブを付け替えますが早くも問題発生。旧PCはドライブが4台ですが、IntelliStation M
Proの5インチは2つしかありません。
とりあえず、現状で絶対に必要な「BenQ DW1620」と「Panasonic LF-D201」を付け替えることに
しました。
↑BenQ DW1620 ↑Panasonic LF-D201
そうなると、LF-201はSCSI接続のため、PC内蔵のU-160SCSIのコネクタではあわないので、SCSI
カードも載せ替えました。
↑Adaptec SCSI Card 29160です。でも使うのは50PinのU-SCSIだけ・・・。
光学ドライブはこれでOKです。次はHDDですが、現状では36GBしかありませんので、これも載せ
替えます。
IDEのマスター側は空いているので、40GBと120GBのHDDを接続します。(このPC(6850-56J)は
IDE-HDDは132GBまでしか認識しません。)
↑40GBのHDS728040PLAT20 ↑120GBのST3120022A
このHDDを接続しようとすると問題が発生しました。よくMBに付属しているIDEケーブル(60cm)では
長さが足りません。
結局90cmの新しいケーブルを買うことになりました。
←アイネックスの90cmIDEケーブル
これでHDDもOKです。
あとは、USB音源を接続し直し機器の接続は終了です。
←USB音源のUA-30
4.ソフトのセットアップ
やっとソフトのセットアップができる準備ができました。
OSは今回はWINDOWS2000 SERVERをインストールします。
なぜかというと、今回は2CPUでHT対応のパソコンです。WINDOWS2000PROは2CPUまでなので、
HTが認識されません。
WINDOWS XP Proを購入すれば2CPUとHT対応なので購入しようと考えていたところ、知り合いか
らWINDOWS2000 SERVERが格安で手に入ったので、
これをインストールすることにしました。
IBMのサイトから、WIN2000用のドライバをダウンロードしておき、いざインストール開始!
作業を開始してから数時間後、全く問題なくインストールが終了しました。少々拍子抜けです。
(これが普通なんでしょうが・・・)
一応、タスクで確認すると2CPU及びHTが有効になっているようです。(4CPUで認識されます)
←CPU使用率の履歴に窓が4つ
一応、ベンチマークソフトでテストしてみました。(CrystalMark 0.9.117.297を使用)
|
|
IntelliStation M Pro(6850-56J) |
マイPC ネット専用機(No.1) |
|
Mark |
46187 |
31133 |
|
ALU |
10708 |
5713 |
|
FPU |
11446 |
5779 |
|
MEM |
4856 |
2037 |
|
HDD |
5490 |
6189 |
|
GDI |
2866 |
6019 |
|
D2D |
1266 |
2140 |
|
OGL |
9555 |
3256 |
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スペック概要 |
|
種類 |
IntelliStation M Pro(6850-56J) |
マイPC ネット専用機(No.1) |
|
CPU |
intel Xeon 2.2GHz×2(HT対応) |
AMD Athlon XP 2500+ |
|
メモリー |
RIMM PC800
512MB(256MB×2) |
DDR-SDRAM PC3200
1024MB(512MB×2) |
|
VGA |
WildcatV 6110 64MB+128MB AGP |
Radeon9250 128MB AGP |
|
HDD |
U160SCSI 36GB
FUJITSU MAN3367MP |
U-ATA100 80GB
HDS HDS722580VLAT20 |
CPU、メモリーは良い数字が出ていますが、問題はVGAです。WildcatVはOpenGL系のカードの為、
DirectX系の数値は最悪です。
なので、DirectDraw・オーバーレイ関係を使用するソフトで動作しないものがありました。
(古いゲーム、DVDプレーヤー等)
また、動画を再生するとたまに横線が入ります。(これもオーバーレイ関係?)
ただし、OpenGLの速度は数値の通りかなり速いので、OpenGL対応のソフトは快適になりました。
5.そして引退・・・
これで、IntelliStation M Pro(6850-56J)が無事使えるようになったので、今まで使っていた自作
機は引退になりました。
といっても、ほとんどのパーツは取ってしまったので、あとはメモリーをネット専用機(No.1)用に取り
外したぐらいで、ほとんど抜け殻です。
残ったパーツは知り合いに売るかな・・・。
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